Living with the irreplaceable
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culture
文化
dance
南洋踊り
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Leaf work
タコノ葉細工
Canoe
アウトリガーカヌー
小笠原における南方文化の伝播の歴史を知ることのできる貴重な踊りで、平成12年東京都無形民俗文化財に指定されています。歌は、「ウラメ」「夜明け前」「ウワドロ」「ギダイ」「アフタイラン」の5曲からなっており、2曲目の「夜明け前」以外の歌詞は南洋諸島の言葉で、「夜明け前」も南洋諸島で日本語教育を受けた現地のひとが作った歌と考えられています。
また、「KAKA(カカ)」という、タマナの木をくり抜き、ギンネムの木で叩いてリズムを奏でる、打楽器の演奏で踊ります。
小笠原の伝統工芸の一つで、島に自生するタコノキの葉を煮て干すなどの加工をして材料にした、小笠原独自の編物細工です。小笠原諸島に初めて定住したハワイ人が作っていた敷物や篭が、工夫と改良により現在のブレスレットや鞄、小箱などの民芸品となりました。
アウトリガーカヌーは、小笠原に最初に定住した欧米系島民らによって持ち込まれ、島民の生活の一部として漁や移動などにも使われていました。近年では、文化の復興および島民への伝播を目的として、島民有志によるアウトリガーカヌーレースが開催されています。