小笠原エコツーリズム協議会

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小笠原陸域ガイド登録制度

REGISTRATION

陸域登録ガイド登録制度

陸域登録ガイドは、小笠原エコツーリズム協議会が掲げるエコツーリズムの主旨 に則り、小笠原の固有の自然や文化を保全して、適正で持続的な利用を図り、利用者や地域社会に信頼されるガイドとしての活動を通じて地域振興に貢献するこ とで、ガイドの社会的な地位を確立することを目的としています。

登録ガイドになるには、ガイド技術や安全管理などについての講習を受講したうえで、日ごろのガイド活動に対する姿勢などを踏まえた先輩登録ガイドの皆さんの推薦を受けることなどが求められます。登録は2年間、更新にはガイド活動のスキルアップにつながる更新講習を受講することが必要となっています。

登録ガイドの皆さんは、お客様に小笠原の陸域の魅力を伝え、安全安心にツアーを楽しみ、素晴らしい思い出をお持ち帰りいただくため、日々努力しています。

小笠原ガイド憲章

小笠原諸島は海洋島としての独特の生態系と生物多様性を持つ島々です。一方で人間の生活が営まれた結果として固有の生物の一部はすでに絶滅し、また絶滅の危機を迎えている生物もいます。小笠原ガイドである私たちは、ガイドという仕事を通じて多くの人々に自然や歴史・文化のすばらしさを紹介すると同時に、過去の歴史や現状を認識し未来に向けた取り組みとして、エコツーリズムを基軸とした島づくりにも寄与していくことを常に心がけながら、次の憲章に基づき活動します。

○自然への敬虔な心「島の自然から恩恵を受ける者として」 小笠原の世界的にも貴重な自然に敬虔の念を持ち、後世に残すべく自然環境の保全に努めます。

○文化の継承「島を愛する者として」 小笠原を愛する者として自然や歴史・文化を学び理解し、誇りを持って伝えると共に新たな文化の創出に寄与します。

○平和への誓い「島に生きる者として」 「小笠原村平和都市宣言」に謳われている不戦と恒久平和を誓い、平安な社会になることを願い行動に反映させます。

○集いの場を提供「島に暮らす者として」 小笠原に訪れる人々を温かく迎え入れ、島民や来島者、さらに来島者同士が親しく接することが出来るよう心を配り交流の輪を広げます。

小笠原ガイド心得

参加者の安全を最優先に考え対応する。
ガイド同士、日頃より意思の疎通を図り事故の際には協力し合って対処する。
環境保全に関わる法令や制度、ルールを遵守する。
フィールドにおいては人々の模範となるように行動する。
主役は野生動植物や文化財である、ガイドは謙虚に振る舞う。
ガイドとしての質を高めるべく、常に向上心を持って学び努める。
自然環境の保全や文化活動に参加し、地域社会の一員として責任を果たす。

平成23年3月26日 小笠原エコツーリズム協議会 決定